前回の記事の続きです。
↓前回までの記事のリンクです↓
①【メガネ屋が語る】黄斑前膜+白内障手術 体験談(~手術前日まで)
②【メガネ屋が語る】黄斑前膜+白内障手術 体験談(白内障手術編)
③【メガネ屋が語る】黄斑前膜+白内障手術 体験談(黄斑前膜_硝子体手術編)
④【メガネ屋が語る】黄斑前膜+白内障手術 体験談(見え方編)
この記事は、YouTubeでも配信していますのでラジオ感覚で聞き流してください。
ついに、退院する日がやってきました。
朝食後、検査と診察を受けて退院となります。
朝起きた右目の見え方は前日と変わらず良好でした。病院内での生活に不便さは感じせずに過ごすことができます。
やっぱり、気になるのは左目の見え方です。まだ、眼帯をしたままですから見え方がわかりません。ガーゼ交換の時の短い間だけの見え方しかわかりません。
今日から眼帯を外せるのかもとワクワクしながら診察の時を待ちます。
診察
一通り検査を終えて診察の時がきました。
先生:「左目の状態は良好で手術も問題なく成功しています。ただ、眼内にガスがまだ残っているので、うつ伏せは継続して下さい。」
私:(まだ、うつ伏せ続くの〜…)
先生:「とりあえず、3日後の診察の時まで継続して下さい」
私:(あと、3日もっ!)
先生:「寝るときは、うつ伏せか横向きでも良いですよ!」
私:(それはありがたい!)
先生:「目薬は、3種類を1日4回差して下さい。忘れずに差して下さいね!」
私:(回数多くね?)
退院後の注意事項
診察後に退院してから生活する上で気をつけなければならないことの説明を受けました。以下の説明は、私の場合ですので全員が当てはまるわけではないです。こういう事例もあるのだとご参考にして下さい。
①洗髪や洗顔の禁止
手術後5日間は絶対に水に濡れないようにと言われました。なので、退院してから2日間は髪や顔も洗えません。汗も目に入らないようにして下さいと言われました。ただし、美容院や電気カミソリは手術後5日間でも可能なので、頭を洗いたい方は美容院の利用をおすすめします。
体(首から下)は洗えますので、退院後に湯船に浸かりたい方は顔を濡らさないように注意して入浴してください。
②保護メガネの常用
退院日~1週間ぐらいは病院で購入した保護メガネをするように言われました。24時間(就寝時も)着用するように指示がありました。私の場合は、病院で購入しましたが、持っていれば購入しなくても良い場合があるみたいです。
保護メガネを予め持っている場合は、病院へ事前に問い合わせしておくと余分な出費を抑えられるかと思います。
③安静(重い物を持たないこと)
読書やテレビなどの軽作業は可能ですが、外出、散歩などは2週間禁止となります。つまり、仕事に行けません。在宅ワークなら可能かもしれません。もちろん、スポーツは厳禁なのでアウトドア派の方は非常につらいと思います。わたしも、スポーツができず精神的につらかったです。
あと、忘れがちなのが重い物を持たないことです。力を使ってしまうと傷口が開いて出血や細菌感染してしまうかもしれません。厄介なことになるので安静にしていた方が賢明です。
ちなみに、言うまでもありませんが、運転はできませんので退院後は公共交通機関の利用や家族に迎えにきてもらいましょう。
④内服薬と点眼薬
内服薬は抗生剤が処方されます。細菌感染を防ぐものです。この抗生剤に加えて点眼薬が3種類処方されました。点眼は、5分間開けないと次の点眼ができません。つまり、朝に3種類の点眼薬を差すとなると1本目を差した後は2本目は5分後にしか差せません。同様に3本目は2本目の5分後にしか差せません。目薬を差すのに10分かかります。これが、1か月くらい続きましたので億劫でした。
⑤禁酒
酒好きには死活問題ですが1週間は禁酒となります。私は、お酒はあまり飲まないので困りませんでしたが、酒好きの方は1週間おあずけとなります。
⑥退院後の定期的な通院
退院後3日目に診察があり、さらにその日の5日後に診察があり、その後、1週間後に診察があり…
どんだけ病院に通わせるのかー
という具合に病院に通わなければなりませんでした。
「こっちにも、仕事があるんですけど!」と思いながら病院通いをしたのは良い思い出です。
硝子体手術後の回復が早ければ頻度がもっと少なかったかもしれませんでしたが、私の場合はガスの抜けが遅いのと網膜の状態が悪く病院通いが続きました。
退院後の通院は人によって大きく異なると思います。
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長くなったので今回はここまで
次回は、いよいよ自宅へ帰るところからとなります!思ってもいない落とし穴がありました…
実際に体験しないと分からないことが多いですね…