黄斑前膜+白内障手術|原因不明の体調不良【体験談#19】

オプトメトリー

黄斑前膜+白内障手術の体験談の記事はコチラにまとめてあります。

この記事は、YouTubeでも配信していますのでラジオ感覚で聞き流してください。

白内障手術、硝子体手術。

手術と聞くと手術自体に目がいきがちです。

手術の成功率は?入院は必要なのか?痛みは感じるのか?

もちろん、それは、当然です。

大体の方は、初めて受けられますので不安であると思います。

しかし、手術することにより、どのように生活が変化するかは関心が少ないように思います。

手術をすることにより、術後の生活スタイルの変化について私の実体験をもとにお話ししていきます。

これからお話することは、あくまでも私の体験になります。同じ眼病でも感じ方や見え方は異なることはあらかじめご承知下さい。

まず、手術直前の私の状態を簡単にお話ししておきます。

眼科での診断は、右眼 白内障(軽度)、左眼 黄斑前膜+白内障でした。

両目ともに白内障手術、左目は追加で硝子体手術をしています。

見え方は、白内障特有のレースのカーテンが目の前にあるように白っぽく見えるというものでした。

左目の方が白内障が進んでいたため、より白っぽく見えていました。矯正最高視力は、0.7までしか上がりませんでした。

これは、白内障のほかに黄斑前膜の歪みもあったためです。

歪みは、中心部にあり、物が膨らんで見えました。テレビのテロップが直線ではなくアーチ状に並んでいるのです。

これが、手術前の状態です。

手術後の見え方は、世界が明るくなり鮮明に見えるようになりました。矯正最高視力は、1.5とよく見えています。

左目の歪みは、完全になくなるわけではありませんでした。しかし、手術前と比べると、かなり歪みは減少していました。

片目にすると、歪みがあることはわかりますが、両目で見るとわかりません。ただし、目が疲れてくると、歪みが気になることもあります。

歪み以外にも光に対して敏感になりました。ハロー・グレア現象にも悩まされています。

これは、過去の記事でもご紹介していますので、詳細は過去の記事をご覧ください。

一番変化したこと

手術をしたことにより、今まで体験していなかった出来事が起こります。

それは、左目の激しい眼痛、頭痛、吐き気、そしてめまいです。

頭痛が起きてからしばらく経つと左目が痛み始めます。

左目の痛みが徐々に増していき目をえぐられるような痛みへと変わっていきます。

その痛みに達する頃には、気持ち悪くなっており、吐き気もあります。

変な汗をかきはじめ、次第にめまいを感じ始めます。

こうなってくると、立っているだけがやっとの状態になってしまいます。

この症状が術後3ヶ月経ってから出始めました。

頻度は、月2回程度です。

前触れもなく突然出始めるので最初の頃は何がなんだか分からなかったです。

病院を受診しましたが、原因は不明でした。可能性としては、片頭痛ではないかということでした。片頭痛の症状とよく似ているそうです。

しかし、片頭痛どころか頭痛には縁がない人生でした。

頭痛は1年に1回あるかないかという頻度です。

それが、手術を境に月2回起こるなんて正直しんどかったです。

この頭痛が、白内障や硝子体手術に関係しているかどうかは本当のところわかりません。

しかし、確かな事実は、手術をしてから頭痛の頻度が、極端に多くなっていることは間違いないです。

原因不明が一番精神衛生上よろしくないので自分なりに原因を考えてみました。

ここからは、私の完全なる個人の考えであることをご了承下さい。

まず、考えられる原因を挙げてみます。

①度数があっていない

②黄斑前膜の歪みが原因

③眼の疲れ

です。

①度数が合っていない

まず、考えられるのは、メガネの度数が合っていなくて眼の不調が起こることです。

特に、乱視の未矯正がある場合は、目の疲れが発生しやすいため注意が必要です。

しかし、私の場合は、乱視は完全に矯正していました。

そのため、乱視による影響は少ないと思います。

②黄斑前膜の歪みが原因

両目で見たときは、ほとんど歪みが気になることはありません。しかし、左目だけで見たときは歪みがわかります。

この程度では、何ら影響は与えないだろうと思っていました。

しかし、専門家のお話では、全く影響が出ないとは言い切れないということでした。

左眼の歪みがあるため、脳で2つの情報を合わせる時に左右の微妙なズレを感じ取り頭痛や眼痛を引き起こしているのかもしれないということでした。

これは、あくまでも推測であるため本当に起こっているかはわかりません。

しかし、私はこの話を聞いてなんとなく腑に落ちました。

自分が感じていたことに似ているからです。

③眼の疲れ

手術をすることで世界が輝き明るく見えるようになりました。しかし、その反面、ハロー・グレア現象が気になったり、体調不良になったりしました。

眼を使いすぎると眼の筋肉が疲労して眼の疲れの原因となります。その疲れが蓄積され頭痛が発生します。

私は、スマホやパソコンを1日中使います。自分で気づいていないだけで眼の疲れが蓄積されているかもしれません。

手術をして目が不安定になったこともあり頭痛が発生したかもしれません。

一体何が原因なのか?

考えられる原因をこの3つに絞りましたが、私は、2番目の黄斑前膜の歪みが原因なのではと思っています。

手術をしたあとに頭痛の頻度が多くなったというのが私の中でしっくりときます。

ここまで、話しておいてはなんですが、正直、原因なんてどうでもいいんです。

症状が対処できれば私は満足なのです。

私が、3年間で導き出した対処方法は、痛みが出始めたら鎮痛剤をすぐ飲むことです。少しの痛みでも飲むようにしています。痛みが強くなってから飲んでも症状が治らないことが多いです。

少しの痛みで鎮痛剤を飲むと30分から1時間程度で痛みが消えます。

痛みが消えない場合は、寝るしか方法がなくなってしまうので出先や仕事中は、本当に困ってしまいます。

しかし、鎮痛剤を飲むことにより一時的な対処ができることは有り難いことです。

今回は、術後に起こる変化をお話ししました。

今でも、不調は続いていますが、対処法を見つけましたので何とか凌いでいます。

皆さんは、手術をしてどのように変化しましたでしょうか?

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