【メガネ屋が語る】黄斑前膜+白内障手術 体験談(眼圧と網膜剥離)

オプトメトリー

前回の記事の続きです。

黄斑前膜+白内障手術の体験談の記事はコチラにまとめてあります。

この記事は、YouTubeでも配信していますのでラジオ感覚で聞き流してください。

退院後2回目の通院

前回の通院から5日経ちました。

5日も経過すると術後直後に感じた強い眩しさはかなり減っていました。

少し、眩しいくらいに感じます。

前回と同じように電車で通院しましたが、前回のように時間がかかったり、すごく眩しくて困惑するということはありませんでした。

ほとんど、手術前と変わらなくなってきています。

ただ一つ、違う点はまだ眼内にガスが残っているという点で水平線がまだ見えます。

5日前は半分くらいでしたが、今は3分の1くらいです。

私の計算では明日、水が引く予定です。

(1日で一気になくなるものなのか?)

と疑問に感じました。どうやら、水が引くスピードが落ちているようです。

先生にも聞いてみるか!と病院へ向かいます。

診察

病院に着き一連の検査を終えて診察が始まります。

先生「網膜の状態は、良好です。念のため、あと5日だけ横向きで寝て下さい。それ以降は、仰向けで寝ても構いません。」

私「普段通りに過ごしても良いんですね⁉」

先生「はい。ただし、重い物を持ったり激しい運動などはあと1週間は控えてください。」

私(やったー!これで、自由だ!)

私「ありがとうございます!」

先生「あと、気になることがありまして…」

私「???」

先生「眼圧が高いのです…」

先生「手術後はとくに眼圧が高くなります。日にちが経っていくにつれてどんどん下がっていきます。」

先生「右目は、期待通りに眼圧が下がっていますが、左目は眼圧が高いままです。右目の約2倍程度です。」

私「えっ…⁉」

先生「もしかしたら、点眼薬が合っていないかもしれません。点眼薬を変えて様子をみましょう。」

私「わかりました。ありがとうございます…」

先生「あと、もう一つ。」

私(まだ、何かあるの?聞くのが怖いんですけどー。)

先生「左目の硝子体手術の際に網膜が一部分剥がれています。その処置としてレーザーで網膜を焼いてくっつけています。」

先生「ガスの圧力で網膜がどれだけくっつくかはわかりませんが、くっつきが悪いと視野欠損の範囲が広くなりますし、歪みが残ります。」

先生「もう少し経ったら視野検査をして視野の状態を確認します。」

私「わかりました。ありがとうございます……」

帰宅

病院を出て考え直します。

(え~と一度整理しよう。眼圧が高めで網膜剥離。視野欠損の程度は自分の回復次第…)

(いや、大丈夫!これも想定の範囲内だ。白内障手術で眼圧が高くなることも硝子体手術による網膜剥離の可能性も認識していたし…)

(これは、全部、想定内のうちではないか!)

(ビビることはない!)

(脅かしやがって!冗談キツぜ、先生!)

と毅然にふるまい颯爽と電車に乗り帰宅しました。

ただ、乗った電車は自宅とは反対方向の列車だったということはのちに気付くのでありました。

(全然、大丈夫じゃないじゃん!めっちゃ、動揺してるー!)

しかも、病院へ行く間に感じた疑問を先生に質問するのを忘れていたメガネズムでありました。

<次回へ続く!>

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