どーも!メガネズムです!
私は、30代後半ですが、3年前に硝子体手術(黄斑前膜)と白内障手術を行いました。
※ 黄斑前膜(黄斑上膜)とは、目の網膜の黄斑部に薄い膜が形成される病気
※白内障とは、目の中にある水晶体が白く濁って視力が低下する病気
※硝子体手術とは、眼球の中心にあるゼリー状の組織「硝子体」を取り除く手術
今回は、メガネ屋さん視点も含めて手術体験を語っていきたいと思います。
硝子体手術も白内障手術もメジャー(?)になってきました。
これから手術を受ける方、手術を受けて不安がある方、この記事を読むと少し気が楽になるかもしれません。良かったらお付き合いください!
本題に入る前にもう少し詳しく話しますと
私は、左目に黄斑前膜(上膜)+白内障があって、右目は軽い白内障のみでした。
両目とも手術をしましたので、現在は両目に人工レンズが入っています。老眼と同じ状態になりましたので、遠用メガネを掛けたままでは近くが見えません。遠近両用や中近を愛用しています!
当時、手術をする上で日記をつけていたので、その日記と記憶を思い返しながら書いていこうと思います。
You Tubeでも配信しています。ラジオ感覚でお楽しみください!
見え方に違和感を覚えた時
お休みの日にテレビを見ていて違和感に気付きました。テロップの文字が真っ直ぐではなくて曲がっているのです。
あれ?なんかおかしいなぁと思い、片目ずつ見比べると明らかに違いました。
左目だけ文字が歪んでいるのです。しかも、景色が白い……

白い幕が目の前にある感じです
目ヤニでもついているのかと思い洗いましたが変わらず。
このときの衝撃は今でも覚えています。凍り付いて、頭が真っ白になりました。もしかして、黄斑前膜?白内障?と頭によぎったからです。
私は、眼鏡店で働いており、眼鏡作製技能士とJOA認定オプトメトリストという資格を所有しています。お客様に眼科受診を促すために眼の病気のことも勉強しているのですが、学んだ内容と症状が似ています。自宅にあったアムスラーチャート(網膜の中心部の状態を把握する簡易ツール)で確認すると明らかに中心部が隆起していてその周辺が歪んでいました。

いや、何かの間違いだろうと時間を空けて確認してみます。でも、結果は同じです。
現実を受け止められない私は、
(おそらく度数が合っていないのが原因だろう。すぐに病気と決めつけてはいけない。明日お店で確認しよう!)と都合の良い風に捉えその日は早く寝ました(笑)
翌日、出勤したときに確認しましたが、度数を変化させても視力が0.7以上あがることはありませんでしたし、左目は景色が白く光が眩しかったのを今でも覚えています。
黄斑前膜+白内障と診断されたとき
手術は片目?両目?
仕方なく、渋々、眼科受診しました。いつもはお客さまに眼科受診を勧める立場ですが、いざ、自分が受診しようとすると足が重いです。
お客さまもこんな感じで受診して下さってたんだなあ~とお客さまにも感謝しながら自分の番を待ちました。
一通りの検査を終えて診察になりました。
この時もまだ、病気ではないかもと思っていました(往生際が悪いです)。
先生から「左目の黄斑前膜と白内障ですぐに手術しましょう」と言われたときはショックでした。現実を突きつけられた感じがして動揺しました。
やっぱり、黄斑前膜と白内障かー…えっ…、手術?…どういうこと?結構、進行してるの?ちょっと待って!まだ、心の準備がー……
と一人で混乱してました。
経過観察で終わるのかと思っていましたが、その考えは浅はかでした。
ただ、先生は淡々としていて病気の説明と手術内容を説明し始めました。
最初は、左目の手術だけのお話でした。右目は軽い白内障で矯正視力も1.0あるからです。
しかし、私は、先生に両目とも手術するようにお願いしました。
先生は、「右目は、軽い白内障だから手術するまでではないですよ」とおっしゃいました。
その時、私は「???」となりました。
実は私は、両目とも強度近視(S-8.50)、強度乱視(C-3.00)なのです。
これを、左目だけ手術をすると両目の度数差が2倍以上離れてしまうためメガネを掛けることができなくなってしまいます(左右の度数差が大きいと、左右で物の大きさが違って見えたり、ダブったりします)。
眼科の先生は、眼の病気や手術には詳しいですが、メガネとして患者さんが使えるかどうかは分からないんだなぁ(考えていないのかも?)と思いました。本当に眼の病気を治すことだけなんだと感じました。
もちろん、レンズについても勉強されている先生はたくさんいらっしゃいます。しかし、眼科によってレベルが違うようです。お店の近くの眼科の先生は熱心の方で定期的にレンズの勉強会を眼鏡店へ依頼されていたので眼鏡店のスタッフが眼科に出向き先生方へ説明をしていました。てっきり、眼科の先生は皆そうだと思っていましたが、私の勘違いのようでした。非常に残念です。
私は、片目だけの手術をすると生活が出来なくなることは容易に想像できたので、焦りながら先生とお話して結果的に両目の手術をすることになりました。
先生が、右目の手術をしたがらない理由もわかります。必要ではない手術をしたがために将来、手術をすることになったときに過去の手術のせいで手術できず失明してしまうこともあるからです。また、白内障手術は、比較的成功率の高い手術ですが、失敗する可能性もあります。
だから、余計なリスクを取らないというのは理解できます。
しかし、割合で言うと、それらのリスクが起こる確率は1%です。私が懸念していることは、90%以上起こります。
どちらを取ると言ったら大多数は、小さなリスクの両目とも手術だと思います。
この日は、色々なショックがあった眼科受診となりました(この日は、オプトメトリーの重要性を身をもって体験しました。やっぱり、日本にはオプトメトリーが必要だなぁ~と思いました)。
手術前に決めること
手術予定日
診断日の当日は、手術できないことが多い(緊急手術を除く)ので予め都合の良い日を予約します。
白内障手術だけだと日帰りまたは入院のどちらかですが、私は硝子体手術もありますので3泊4日の入院となりました。
入院初日に右目の白内障手術、2日目に左目の硝子体+白内障手術、3日目はうつ伏せで安静、4日目に退院というスケジュールでした。
2日目以降は、硝子体手術のため終日うつ伏せで過ごしますと言われ、耐えられるか心配でした。しかし、想像を超える苦しさが待っているとはこの時は知りませんでした。
眼内レンズの距離の決定
私は、専門知識がありますので、即決できますが、一般の方は無理だろうなぁと思います。
白内障ですと言われて1時間くらいしか経っていないのに今度は眼内レンズの焦点距離はどこに合わせますか?と質問がありました。
私の場合は、先生ではなく看護師さんからの質問でした。詳しく説明してくれますが、一般の方だとすぐには決めれないと思います。どっちも一長一短ありますし、何せ慌ただしいです。
私は、メガネ屋なので自分の視生活は把握していますので25㎝の焦点距離にして自分にあった生活スタイルに合わせました。しかし、一般の方はどの距離が自分に合うかがよく考えないと判断できないと思います。
眼科の言う通りにして失敗したというお客さまを何十人、何百人(言い過ぎかも?)と見てきています。
別に眼科が悪いわけではなく、眼内レンズの焦点距離と実生活での見たい距離が異なるから手術しても見えないのだと思います。
患者さんが見たい距離を把握していないと満足いく結果にならないですが、普段からどこをよく見ているかなんて意識していないと思います。意識しているのは、メガネ屋くらいです(笑)
眼科とのコミュニケーションがうまく取れれば見たい距離がどこなのかが分かると思いますが、人間同士のやり取りなので行き違いや誤解も生じると思います。
コミュニケーションが取れず途方にくれた方が、眼鏡店に相談に来るのかと分かりました。
手術前は、不思議に思っていました。お客さまから眼内レンズの焦点距離はどこに合わせたらいい?とよく聞かれていたからです。
何で眼科とよく相談しないのかなと思っていましたが、なるほどと思いました。
患者さんの言いたいことは分かります。
やっぱり、自分が体験するのとしないのとは違いますね。
話がそれてしまいましたが、眼内レンズの焦点距離がどこが正解なのかは人により異なります。その場で分からなければいったん保留にして後日返答しても良いと思います。
いったん、落ち着いてから冷静な時に考えたほうが成功しやすいと思います。ネットで調べたり、眼科へ再度相談してもいいですし、信頼できる眼鏡店へ相談してもいいと思います。
ただ、私が思う焦点距離の判断基準としては、一番よく見る距離はどこなのか、普段からメガネを掛けているのかどうかです。
詳しくは、別の記事で解説していきたいと思います。
手術1週間前
手術1週間前になると抗菌剤の目薬をさし始めます。重い物を持ったり転んだりしないように注意が必要になります。あとは、コロナにかからないようにすることでした。その当時は、まだまだコロナ禍でしたので何よりもコロナにかからないように注意していました。
コロナになったら眼科に入れませんからね。何もよりもコロナになって手術が延期になると会社にも迷惑をかけてしまいます。会社には長期休暇の申請していたので手術日がずれると再度調整しないといけません。もしかしたら、クビになるかなとヒヤヒヤしていました。
手術前日
手術前日はお仕事を休みました。本当はやることないので出勤希望していたのですが、店長より出勤停止命令が出され、自宅安静を命ぜられました。良い上司に巡り合えて店長には今でも感謝しています。
自宅安静を命じられましたが、髪が洗えなくなるので坊主にしようと床屋には行きました(笑)
手術した時期はちょうど梅雨明けの7月下旬でした。暑い時期でしたのでちょうどいいと思い坊主にして手術に臨みました!
嫁は私の頭を見てすごいニヤニヤしていましたが……
今回はここまで!
長くなるので、手術初日以降は次の記事でご紹介します!